珍しいお買い物。

 本日は、手許に至急の案件がない。なので、映画感想の宿題を片付けよう――と思ってたんですが、思いのほか疲れが著しく、まったく集中出来ない。朝のうちはひたすらごろごろとして、電子書籍の漫画を眺めてました。

 が、昼食の前に思い立って少しだけお買い物へ。今月はほんのちょっと懐に余裕があるので、前々から気になっていた、帆布製品のお店を見てきました。

 もともと欲しかったのは、普段ちょっとした外出に使えるような鞄だったのですが、私の求めるようなサイズになると、予定していた額から見事に足が出てしまう。こちらは早々に諦め、手頃な値段で愛用できるものは、と探していたら、目を惹かれたのは、財布でした。

 いま使っている財布はひとにいただいたもので、悪くはないんですけど、小銭入れの構造が問題で、うっかり扱うと蓋が開いて中身がこぼれてしまう。いいものがあれば買い換えたい、とはうすうす思ってましたが、ここにまさにドンピシャリ、のものがあった。

 困ったのは、予算です。折りたたみのものや、すべてがポケット状になっている長財布なら想定の範囲内だったんですが、一長一短がある。しかし、いちばん大きな三つ折りタイプの長財布は、今まで感じていた不満をすべて解消するレベルの収容力がある。すべての開口部が完全にふさげるので、多少中身を詰め込んでいてもこぼれることはない。しかも帆布で耐久性も信用できる。まったく文句がない、のですが、想定していた予算からけっこうはみ出てしまう。

 店員の方と話しながらだいぶ迷ったのですが、このあと次に余裕があるのがいつなのか解りませんし、作りのしっかりした財布なら、少しくらい無理をしても買う価値は間違いなくある。幸いに、前に両親が同じ店で買い物をしたときにもらった値引き券を譲ってもらっていたので、少しは価格も抑えられる。

 というわけで、何年かぶりに財布を買い換えました。お陰で現在、財布自体の値段よりも中身のほうが乏しい、という哀しい状態に陥ってしまいましたが、いちおうストックはありますし、そのぶん6月も頑張ればいいのだ!

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