最近、金曜日のテレビが楽しみです。この春からレギュラー化した『チコちゃんに叱られる!』と、復活を遂げた『家政夫のミタゾノ』があるから。
『家政夫のミタゾノ』、本質的にはあり得ない設定や出来事が多いんですが、細部のリアリティにはこだわらず、驚きやブラックな衝撃と、最後に少しだけしんみりとした要素を盛り込みつつ、終始ブッ飛んだ笑いを提供してくれる。
それにしても、松岡昌宏を女装にして主演にあてがう、という発想はいったいどこから出てきたんでしょう。『THE!鉄腕!DASH!!』という松岡のバックボーンもあって、家政夫としての有能ぶりに妙な説得力がある一方で、男が女装している、という設定だからこその振り切った描写が可能になってる。
この枠のドラマは少し早めに終わる傾向にあるので、たぶんシリーズももう終盤。でも、多少間が空いてもいいから、サードシリーズもやって欲しい……松岡さんがのびのびと仕事できそうなコンディションのときに。
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