- つり人社書籍編集部[編]『水辺の怪談 最恐伝説』(つり人社) [bk1/amazon]
- 稲川淳二『稲川淳二の霊談』(たのすけ文庫/ウェッジホールディングス) [bk1/amazon]
- 連城三紀彦『白光』(光文社文庫/光文社) [bk1/amazon]
- ローレンス・ブロック[編]/ジェフリー・ディーヴァー他[著]/田口俊樹・高山真由美[訳]『マンハッタン物語』(二見文庫/二見書房) [bk1/amazon]
1はつり人社で発売していた『水辺の怪談』2冊より、優秀作をまとめた傑作選。bk1で本を漁っていて発見、試しに購入してみたのですが……傑作選でこれというのは、相当に緩かったんだなあ……。文章がわりとこなれているので印象はいいのですが、厚みも乏しいし、ちょっと怪談好きには物足りないかも。2は稲川淳二氏の語りに投稿体験談、さらにそれらを漫画化したものを収めた、ちょっと変わった体裁の新刊。
3は2002年に発表された、評判の高いミステリ長篇の文庫化。最近はハードカバーでチェックできないので、いい機会と押さえてみました。4はローレンス・ブロックが編纂した、マンハッタンを舞台にした作品でまとめられたアンソロジー。ブロック本人の他にジェフリー・ディーヴァー、トマス・H・クック、S・J・ローザンらの作品を収録しています。
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