またiTunesとコカコーラのキャンペーンが始まったので、入手したIDでとりあえずダウンロードしてみました。新生『ヤッターマン』の、アニメファンからはすこぶる評判の悪い主題歌。
しかし、通して聴いてみて改めて思いましたけど、演奏としては悪くないのです。何が問題かというと、主題歌として必要な箇所で盛り上がる工夫がされていない。純粋に演奏が聴きたい、世良公則の歌声で聴きたいという目的があればむしろいい仕上がりなのです。ですから例えば、ジャンル不問でカヴァーしまくったアルバムの中でこの曲が収録されているだけだったらそんなに悪い話題は振りまかなかったでしょう。要は、ミュージシャンとしては兎も角、ああいうキャッチーなアニメの主題歌を作るうえでは素人だった人達に、ちゃんと注文をつけられなかった製作者たちがいけないわけで。
というわけで購入後は普通に聴いてます。私はむしろ、いま作るうえでの工夫がほとんどないことでは主題歌以上に本篇が酷いことのほうが問題だと思う。
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