個人的には、この頃の大江千里がいちばん好きでした。ストリングスと打ち込みという組み合わせに疾走感のある旋律を乗せ、歌うのは失恋の痛み。冒険心と表現の厚みとがうまく溶けあった名曲です。
……しかし、そうやって私が評価している曲というのは、あんまりベスト盤に収録されません。特に顕著なのが大江千里で、私の場合特に高く評価している『これから』*1『文化祭』そしてこの曲、ぜんぶベスト盤にはいちども収録されてません。確かに暗い曲ばっかりなのは認める。でも、でもなあー!
*1:実はこれだけは、所属レコード会社から発売された企画盤にのみ収録されています。が、発売期間が短かったのと、本人の手があまり入っていないことから例外と捉えました。
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