作業しながら一気呵成に鑑賞してます。映画のようにちゃんと筋を追う必要がないので、けっこう楽。ぶっちゃけBGV代わりです――えらい殺伐としたBGVですが。
まずは昨晩のうちに、単品で4枚借りたうちの2枚より、『ほんとにあった!呪いのビデオ Ver.X』(BROADWAY・発売)を鑑賞。狙ったわけではないのに、直前に観た『〜2』の映像をネタにしているのに吃驚。どうもこのXシリーズ、目に留まる感想はあまり芳しくないのですが、私はけっこう評価してます……何故か、というのが書きづらいのがちょっと困りますが、実は趣向としてはかなり挑戦的。しかし、これもたまたま次の巻を一緒に借りていなかったら、“続篇に続く”の表示が出た時点でキレてたかも知れませんけど。
明けて今日、、前巻のネタを引き継いだ『ほんとにあった!呪いのビデオ Ver.X:2』(BROADWAY・発売)へ。こちらは……ちょっと微妙な出来。引き継いだネタが、なまじオチをつけてしまったために尻窄みの印象を齎してます。他の細かいネタもいまひとつヒネリがないので、前巻に比べるとだいぶ落ちる。
ここからは定額レンタルです。まずは『ほんとにあった!呪いのビデオ3』(BROADWAY・発売)。3巻目にして、シリーズお馴染みのナレーター・中村義洋氏が登場。しかしまだあのフレーズが少ない当たり、新鮮です。初めて先行作で紹介した映像の影響を語ったり、いよいよシリーズとしての膨らみを示している一方で、細かいネタは早くもちょっとマンネリになりつつある。
それを受けて、次は『ほんとにあった!呪いのビデオ 〜呪われた病院編〜』(BROADWAY・発売)。ナンバーはついていませんが、4巻です。初めてテーマを統一し、体験談の検証から得た怪奇映像を紹介する、という趣向を用いていますが……率直に言えば、あまり奏功してません。出てくる医療関係者の語る体験談が、よそでよく聞くものの型に嵌っていて、取材する上で食指を誘われないように感じてしまうのはマイナス。映像単体ではインパクトを備えたものもあるんですが、怪奇ドキュメンタリーとしてはあまり芳しくない仕上がりでした。この次の5巻も確か統一テーマのはずですが、そのあと副題がつかなくなったのは、スタッフの方も失敗を自覚してたんだろうなー。
既に20便も届いていて、うち1枚もさっきここの記事を書きながら鑑賞してしまいましたが、そちらはまた後日。
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