- 『REC[レック/ザ・クアランティン]』(Sony Pictures Entertainment/Blu-ray Disc) [bk1/amazon|DVD Video:bk1/amazon]
- 三遊亭円朝『三遊亭円朝探偵小説選』(論創ミステリ叢書40/論創社) [bk1/amazon]
- 二階堂黎人『
智天使 の不思議』(光文社) [bk1/amazon] - 木原浩勝『九十九怪談 第二夜』(角川書店) [bk1/amazon]
- 同 『隣之怪 木守り』 [bk1/amazon]
- 中山市朗『怪異実聞録 なまなりさん』 [bk1/amazon]
- 『幽』編集部[編]『怪談実話系2 書き下ろし怪談文芸競作集』(5〜7、MF文庫ダ・ヴィンチ/Media Factory) [bk1/amazon]
- 原田空、矢内倫吾、高田公太『恐怖箱 蟻地獄』 [bk1/amazon]
- 平山夢明『東京伝説ベストセレクション 壊れた街の怖い話』(8と9、竹書房文庫/竹書房) [bk1/amazon]
- ギジェルモ・マルティネス/和泉圭亮[訳]『ルシアナ・Bの緩慢なる死』(扶桑社ミステリー/扶桑社) [bk1/amazon]
大漁ー。駆け足で紹介致します。
まず1は、スペイン産の主観視点によるホラー『REC/レック』のハリウッド・リメイク版。劇場公開を待っていたら、映像ソフトに直行してしまいました。とりあえず押さえておく。ちなみに主演しているのは『エミリー・ローズ』で怪演を披露したジェニファー・カーペンター、吹替は三石琴乃が担当してます――妙に贅沢な気が。
書籍は怪談絡みが多いです。2は演劇史にその名を刻む名人の噺より、ミステリ作品ばかりを選んだ作品集。3は水乃サトルシリーズ最新作。
4から9は夏ならではの怪談ラッシュです。4は1冊99話フォーマットによる書き下ろし怪談集第2巻、5は同じ著者が初めて手懸けた怪談単著に書き下ろし一篇を追加しての文庫化、解説は表題作と縁の深い声優の茶風林氏です。6は長篇怪談――このあと新刊がないのが寂しい。7は5と6の著者も参加している書き下ろし怪談文芸集。8は『超−1』生え抜きの面々による怪談集です。9はもともと『「超」怖い話』の落ち穂拾いだったはずがいつの間にか著者を代表するシリーズになってしまった、超常現象抜きの怪談集の書き下ろしを追加した傑作選。
10は『オックスフォード連続殺人』が好評を博した著者、2007年作品の訳出です。
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