フジテレビ系列の朝の番組『とくダネ！』のなかで今、毎週木曜日に『朝のヒットスタジオ』と称して、ベテランの歌手や海外から来日中のアーティストをひと組招いて、生で演奏してもらうコーナーが設けられています。朝に１曲まるまる歌う、というありそうでなかったコンセプトに加えて、ちゃんと来歴を丁寧に説明したりインタビューを前に置いてから歌に入るという構成が、なまじの音楽番組などより本格的でいい。先日の誰かさんはぜんぜん声が出てなくて聴いてて哀しくなったりもしましたが、しかしあまりこういう音楽番組に引っ張り出されない人が現れたり、往年の名シンガーが今も現役で、しかも当時より渋くなって活動しているのが解って、なかなかいいコーナーなのです。本日は世良公則が『銃爪』『燃えろいい女』をギター１本で歌っていて、聴き応え充分でした。
世間の評判もいいそうなので多分今後も続けていくのでしょう。それは大変喜ばしいことなのですが、私には一点、どうしても納得の出来ないことがある。
確かに朝の情報番組の枠内なんだから仕方ないといや仕方ないのかも知れません。でも。でも。
歌のコーナーなのに放送がモノラルのまんまってどーいうことよっ?! せめて歌の箇所だけでもステレオにしろよおっ!!
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