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パリが舞台の映画の感想をアップしたので、フランス在住のジャズ・サキソフォニストであるアーチー・シェップのアルバムより、パリをタイトルに冠した曲を。映画の知的で狂騒的な雰囲気とはあんまり合わない、渋くもしっとりとした演奏ですが、これもまたパリの顔。
……そういえば最近新譜が出てないなあ。私もチェックしきれていないんですが、フリー・ジャズ時代の復刻が何度もされているだけで、新録音はどうもマル・ウォルドロン最期のアルバムともなった『追憶〜レフト・アローン〜』で打ち止めになっているようです。私はアーチー・シェップをこのバラッド作品群で知ったせいもあって、情緒とそこはかとない攻撃性を漂わせた演奏が聴きたいので、どーも昔のアルバムには手が出しにくいのです……。
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