- 萩尾望都『山へ行く シリーズここではない☆どこか(1)』(flowers comics/小学館) [bk1/amazon]
- 野間美由紀『新パズルゲーム☆はいすくーる(5)』(Bonita Comics Alpha/秋田書店) [bk1/amazon]
- 植芝理一『謎の彼女X(2)』(アフタヌーンKC) [bk1/amazon]
- CLAMP『ツバサ RESERVoir CHRoNiCLE 愛蔵版(19)』(SHONEN MAGAZINE COMICS) [bk1/amazon]
- 笠井潔『疾風のヴァンパイヤー 九鬼鴻三郎の冒険2』(講談社文庫/3〜5、講談社) [bk1/amazon]
- 田中哲弥『大久保町は燃えているか』(ハヤカワ文庫JA/早川書房) [bk1/amazon]
- 津原泰水『ルピナス探偵団の当惑』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1/amazon]
- 早見裕司『満ち潮の夜、彼女は』(MYSTERY YA!/理論社) [bk1/amazon]
- 横溝正史『横溝正史自選集6 悪魔の手毬唄』 [bk1/amazon]
- 同 『 同 7 仮面舞踏会』(9と10、出版芸術社) [bk1/amazon]
ぜんぶbk1にて購入。ショッピングバッグ目当てに、きっかり10,000円越えに調整してみた。
『バルバラ異界』以来となる1は、短篇連作の第1巻。『半神』を筆頭に短い作品でも遺憾なく手腕を発揮する著者であるだけに、こーいうのもきちんとフォローせねば。2は仕切り直しのシリーズ早くも第5巻。次世代と混ざっている旧シリーズよりも、個人的にはこっちのほうが好きだったり。3は色々な意味で著者らしい、フェティシズムに満ちあふれたシリーズ第2巻。本質的には『ディスコミュニケーション』の主題の変奏曲でしかないのですが、しかしこっちのほうが一般的でかつ牽引力があるのは確か。出来るだけ続けていただきたい。4はどんどん話が混乱している気がします。
5は『ヴァンパイヤー戦争』前日譚その2。6は『大久保町の決闘』に続く大久保町シリーズ復刻第2弾、特典は何故か三重野瞳が登場。7は『ミステリーズ!』での連載に合わせて、原書房から創元推理文庫に収録された、往年のミステリ連作復活編。初めて購入したMYSTERY YA!となる8は、学園ホラー長篇。9と10は『犬神家の一族』リメイク版公開に合わせて刊行された自選傑作集最後の2冊。この辺になると文章的には精彩を欠くのですが、しかし既に完成された作風と構成の巧みさで読み応えは確か。毎度の如く資料も多数収録。
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