細野晴臣トリビュートアルバム-Tribute to Haruomi Hosono-
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- 甲斐透[著]/影崎由那[原作・イラスト]『かりん 増血記(9)』(富士見ミステリー文庫/富士見書房) [bk1/amazon]
- 鮎川哲也『朱の絶筆 鮎川哲也コレクション 星影龍三シリーズ』(光文社文庫/光文社) [bk1/amazon]
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作業が遅れ加減のため映画鑑賞は取り止めたのですが、買い物だけは行ってきました。
見出しに引用したのは1に収録された、同題アニメのキャンペーン・ソングのカヴァー版。一部では黒歴史のように語られているこの曲ですが、楽曲としての完成度は高いのです。当時の安田成美による純朴すぎる歌い方も嫌いではありませんが、坂本龍一のプロデュースと嶺川貴子によるこの歌唱は私の理想に極めて近い。この曲目当てで購入したようなもの――と言いつつも、本人による未発表テイク2曲や坂本龍一、高橋幸宏、矢野顕子などかつての仲間やコーネリアス、テイ・トウワ、東京スカパラダイスオーケストラなどレベルの高いメンバーが参加しているので、買って損はないと思ったのです。この言い方から解るように、まだ全部は聴いてません。
2は『百合星人ナオコサン』の限定版で聴いて以来気に入っているMOSAIC.WAVのセカンド・フル・アルバム。無駄に凝った世界観が素敵です。でもこれもあとでじっくり聴くつもり。
3は小説版の完結編。前巻と前後編の扱いと聞いていたので、いつもすぐに読んでいたのを、一気に読むつもりで保留しておりました……しなくても、いまとても本を読む余裕はないので、積みっぱなしだったんですけどね。4は2月に刊行された、鮎川哲也コレクション・星影龍三シリーズ1冊目。刊行当時に買い逃してしまい、あとから購入しようと思ったら、どこの在庫も帯が取られていたために、どーしようかなーと迷っていたのですが、今日近所の本屋に1冊だけ帯付きで残っているのを発見して確保しました。著者晩年の長篇に、原型となった短篇も収録したもの。……どっちも持ってますが、そういう問題じゃないのです、私には。
5は久々の新刊。『なつめヴルダラーク!』に登場する“蛇の王”を中心としたシリーズです。相変わらず出だしは変態的なエロを描きつつ、根底でハードなファンタジーがあるという構成が見事。6は著者がブレイクするきっかけとなった連作を中心とした短編集。雑誌掲載時に読んで度胆を抜かれ、以来単行本化を楽しみにしていたので、現在連載中の『あいこら』はピンと来なかったため買いそろえていないのですけれど、これは購入いたしました。
7は夜学を舞台にした、一風変わったコメディの完結編。この人も根底はシリアスなので、終盤はかなりきつい展開を見せているようです。8も完結。嗚呼、これで椿も見納めか。
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