本日の見出し

　本日も素直に、聴いていたBGMから。パット・メセニーとチャーリー・ヘイデンのデュオによる奇跡にも等しい名盤より。メセニー絡みの曲ばかり400曲近く集めたなかで、なぜかこれが３回ぐらい流れたのでした。

　チャーリー・ヘイデンはベース一本に徹しているものの、メセニーのほうはギターをダビングしたり打ち込みを導入したりしているので、厳密にデュオとは呼びがたいのですが、メロディ同士の対話を繰り返し、お互いの音楽世界に深く分け入っていったその演奏の厚みと膨らみは感動的です。とりわけ『ニュー・シネマ・パラダイス』のテーマは、わたしにとってオリジナルよりも印象深い。