- 『SAW2 DTSエディション』(Asmik[発売]/角川エンタテインメント[販売]/DVD Video) [amazon|1&2セット:amazon]
- 宮部みゆき『ドリームバスター3』(徳間書店) [bk1/amazon]
- 影崎由那『かりん(8) [限定版]』(Kadokawa Comics Dragon Jr./角川書店) [bk1/amazon|通常版(3月末発売):bk1/amazon]
- あだち充『クロスゲーム(3)』 [bk1/amazon]
- 安西信行『MAR(13)』 [bk1/amazon]
- 椎名高志『絶対可憐チルドレン(4)』(4〜6、少年サンデーコミックス/小学館) [bk1/amazon]
- 山田南平『まなびや三人吉三(4)』(花とゆめコミックス/白泉社) [bk1/amazon]
1は買うのが私にとっての必然。3の制作も正式に公表された、ショッキング・スリラーの第2作、待望のDVD発売です。1同様に、細かなところでは粗も目につくのですが、全体の構想の力強さと前編に漲る緊張感と迫力、その優れた創意はきちんと温存して作りあげた良質の続編です。これを如何にして3作目に繋ぐのか、期待を膨らませつつこれを鑑賞して渇を癒したいと思います。……この作品で癒える渇って何だろう、と自分で首を傾げつつ。劇場で鑑賞した当時の感想はこちら。ちなみに1と2の同梱パックも初回限定で発売されてます。amazonのほうでは既に品切れとなっているようなので、この機会にご覧になるつもりのかたは店頭でお探しください。
2はファンタジー・シリーズの最新作。3はフィギュアをセットにした限定版、月末に発売予定の通常版に先駆けての発売です。中身のほうは、前巻まで雨水健太絡みの重い話が続いていた反動で(というよりその前提ゆえ計画的に)ラブコメ路線一直線になってます。アニメ化絡みの仕事が激増して切羽詰まっている様子の著者ですが、そのぶん画力はこれまでになく向上しているよーに見えるのは気のせいか。
4はいよいよ本番となる高校生編突入。なんかこの著者には珍しく、話の進行がうまく構成されているのも好印象です。5はどうやらクライマックス間近……でもバトルものの常で、ここからが長いのだよな。6は対立する組織がまた増え、人気の高さもあって心地よく風呂敷を拡げている感が往年のファンには嬉しい最新巻。本誌掲載時の不評を受けての書き下ろし5ページがある意味必見です。7は意外に早く完結。もうちょっとやぁやのキャラクターを、時間をかけて膨らませてほしかった気もしますが、このくらいの潔さもまた良し、です。
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