- 稲生平太郎『アムネジア』(角川書店) [bk1/amazon]
- 吉富昭仁『吉富昭仁作品集 BLUEDROP』(電撃コミックス/Media Works) [bk1/amazon]
- 山名沢湖『レモネードBOOKS Volume One』(BAMBOO COMICS/竹書房) [bk1/amazon]
- 桜玉吉『御緩漫玉日記(2)』 [bk1/amazon]
- 須藤真澄『庭先案内(1)』 [bk1/amazon]
- 森薫・村上リコ『エマ・アニメーションガイド vol.2』(BEAM COMIX/enterbrain) [bk1/amazon]
- ゆうまお『みちしるべ』(Lantis[発売]/KING RECORDS[販売]/CD Maxi) [amazon]
- マイケル・ブレッカー『テイルズ・フロム・ザ・ハドソン』(IMPULSE!/Universal Classic & Jazz/CD) [amazon]
1はまたしてもbk1での予約購入。昨日の朝に発送通知のメールが届いていたのになかなか着かなくてやきもきしてました。『アクアリウムの夜』の著者による、ミステリ仕立ての物語。
2は久々の作品集、ですが全篇一貫した主題のもとに描かれているので、連作短篇集といったほうがいいのかも。3は三ヶ月連続の単行本刊行第二弾、読書好きの男の子と交際するようになった女の子の話。……なんというか、この人の描くものは私のツボをやたらと突いてくるんだが。某氏のお陰で、とらのあなにて書き下ろしペーパーつきのものを購入できました。多謝。
4は相変わらずダウナーを彷徨いつづける日常を描いたシリーズ、このタイトルになってからの第3巻。途中入院するわ、著者名を“奥村勝彦”に変えてしまうわ、と相変わらず色々やってます。5は待ちに待った、須藤真澄流ファンタジー連作の第1巻。『おさんぽ大王』のようなエッセイ漫画もゆず絡みの作品も好きでしたが、やはりこの人は独特な輪郭線と瞳の描き方に、子供にじじばば、異界の何かが混在するファンタジーこそ真骨頂だと思います。6はアニメ版『英国戀物語エマ』の世界観や時代考証を、原作者・森薫氏と考証を担当した村上リコ氏とで微に入り細を穿ち解説した趣味的なガイドブック第2巻。今回は第6章から第9章まで。
7は昨日言ったそばから買ってきてしまいました、『かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜』のエンディング・テーマ含むマキシ・シングル。オーソドックスなバラードである表題作は、同時収録した弾き語りのほうがより聴き応えがある印象でした。8は上で説明したので省略。
コメント
コメントは初めてで緊張しております。
この度刊行されました稲生平太郎『アムネジア』は、広い意味でのミステリーとお考え下さい。ただしお読みになればこの小説を分類することがアホらしく思えのではないでしょうか。本書は前作『アクアリウムの夜』の雰囲気がお好きな方でも大変楽しめる小説です。
ということを書きますのも、以前に稲生平太郎「記憶の書」を深川さんにおすすめしたことがありまして、本書にはその作品が組み込まれているからです。さしでがましいようですが、それを指摘させていただきます。
帯の文句はミステリーですから、合理的な解決を求める方もいらっしゃるかもしれません。本書ではそれがなされていませんが、ただ尻つぼみになってしまった作品とは異なります。
ぜひ広く読まれていただきたいと思います。特に女性にも本書は受けるじゃないかしらん、と思わないでもありません。
でわでわ。貴重なスペース、ありがとうございましたm(_ _)m
その節はありがとうございました。あの『アクアリウムの夜』が私にとって充分な手応えだったので、今回も購入した次第です。
基本的に買い物の報告では帯や折り返しに書かれた粗筋などを参考にしていますので、今回もその情報に従い、とりあえずミステリ仕立てと表記しましたが、単純にその通りの代物であるとは考えておりませんです。
なんにしても、楽しみにしていた一冊なので、早めに拝読するつもりです。わざわざ書き込みありがとうございました〜。