今年もここで初詣。

出流山満願寺 昨年の今日と同じく、栃木県の出流山満願寺へ初詣に赴きました。今回は従姉も同行。

 昨年は、年の瀬に降った大雪の影響で道中あちこちに雪が残り、行きの高速も満願寺のふもとの狭い道もえらい混雑でしたが、今年はギリギリまで快晴に恵まれたお陰なのか、道中ほとんど移動はスムーズでした。出流山のふもとまで行くと、何せ対面通行もギリギリというくらい狭い道がずっと続いていて、駐車場にも限りがあるためしばし渋滞に巻き込まれましたが、まあそれは織り込み済み。

 都合二時間ぐらいで到着。この冬は寒い、という話でしたが、今日は比較的暖かく、境内に出たとき、少なくとも去年の骨髄にまで染み渡るような感覚は味わいませんでした。取り急ぎお参りを済ませ、お守りを買い直しおみくじを引く。……色々と図星だった。

 ここに来る目的は、お参り以上に現地の蕎麦を食べること。ですが昨年はいつも立ち寄る店が異常な大混雑で店員さんがパニックを起こしており、諦めて高速近くまで戻って食したという経緯がある。昨年よりお参りの行列は短いし、それぞれの店の客足もさほどではなさそうでしたが、しかしどうしても昨年の厭な記憶に引っ張られてしまい、いつもの店ではなく、山門からほど近いところにある別の店に入ってみる。

 が、これがどうも気配が怪しい。店の奥行きはあるのに、どうも店員はおばさんがふたりだけ、しかもひとりはそばを打ったり調理したりしていて手が空かず、もうひとりが接客・配膳を請け負っているらしい。が、私たちが入ったことにも気づかず、やたら細長い店内のどこに座ってどう注文すればいいのか案内してくれる様子が全くない。先に入っていた客の表情もどこか不満げで、ここはやばそうだ、とおばさんに何か言われる前に店を出てしまいました。車を出して、いつもの店へ。

いつもの蕎麦屋 また混んでいるようなら昨年と同様に、と覚悟して訪れましたが、混んではいても店から溢れるようなこともなく、あっさりと席を取れてひと安心。四人合わせて一升のざるそばに、舞茸と野菜の天麩羅を加えて徹底的に堪能する。ついでに、テーブルに試食用として置いてあったそばふりかけが意外に美味しかったので、買って帰ったり。

 帰りも、首都高速の一部を除いてほぼスムーズな道程でした。家に着いたあと、眠気がどー仕様もないところまで来ていたので一眠りし、目醒めると今年最初の買い物に赴く。話の成り行きで、従姉が探していた『8時だよ!全員集合』の2005年に出たDVD-BOXを一緒に購入することになりましたが、それで貯まったポイントのお陰で、目当てのものがちょっと安く買えて助かった。

 ちなみに従姉は先ほど、『交渉人真下正義』のDVDと『生協の白石さん』を借りて帰っていきました。月末にニューヨーク旅行に赴くので、そのお土産と一緒に返すそうな。

 余談ですが、1枚目の写真に映っている青服の一団は、地元高校の運動部らしい。昨年もすれ違ったので、どうやら合宿か何かでここにお参りするのを年中行事にしている模様。場違いな元気さが妙に微笑ましい。

コメント

  1. より:

    出流山は先月の22日に行きましたよ、上にある洞窟目当てでしたが。
    道中「初詣は出流山へ」という立て看板が多数出ていて、あまり聞いたことの無い山だけど地元では有名なのかなとなんとなく上がって行ったら。
    バカデカイ建物があってびっくり。
    なんかうさんくさい宗教施設だー(^^; と思いましたが、たぶんちゃんとした由来とかあるんでしょうね。
    その建物で出している精進料理は平日ということでお休みだったので、下のお蕎麦屋さんへ。
    お蕎麦も美味しかったですが、漬物の白菜が芯が甘くて美味しかったです。
    奥の院の裏に登山道があるのが判ったので、春になったら登りに行ってみようかと思っています。

  2. tuckf より:

    書き込みありがとうございます〜。何度も行っているわりに私も由来はよく存じません。家族と行くとなんかあたりを眺めて様子を済ませて、ぐらいしか出来ないもので。
    私のよく行く店では漬け物は出していなかったと記憶していますが、ここは天麩羅も美味しいのです。上の写真の店を発見されたら、試しにお立ち寄りください。
    そういう私も、たまには別の時期に、ひとりでゆっくり眺めてみたいと思ってます。

タイトルとURLをコピーしました