新年早々、ストックの記事でお茶を濁しますがご勘弁を。
本日のは12月25日に鑑賞した、2022年2月リリースの『心霊闇動画62』です。念願の地方の一軒家暮らしを叶えたカップルが遭遇する恐怖《田舎暮らし》、1軒の家で立て続けに確認された怪異現象を巡るエピソードの第2幕《霊のうごめく家②》、歴史的な逸話の残る心霊スポットで恐ろしい出来事に遭遇する《池に潜むモノ》など、全6篇を収録。
予告通り、前巻に収録した映像と同じ投稿者が同じ家で撮影したシリーズの2本目《霊のうごめく家②》を収録。今回は投稿者へのインタビューも実施して、もうちょっと事情が露わになってきた。
……でも、こういう背景だと、安易に収録しない方が良かったんじゃないかな、という気が。投稿者本人のお宅ではないのだし、最終的にお宅の持ち主からは断られているのだし。インタビューの中で投稿者があれこれと事情を語っていますが、ここで語られる奇妙な隣人にしても、事象と繋がりがあるか、は説明がついていないのだから、なおさら安易に紹介するべきではなかったのでは。せめて繋がりが明らかになってから、長篇としてまとめて収録するべきではなかったか。
このシリーズは共通して、インタビューの部分で様々な背景や因縁話をしても、その裏取りなどは一切していないのが気になります――掘り下げればもっと面白くなるはずなのに、雑な扱いで無駄にしているような気がしてなりません。前述の《霊のうごめく家②》のように、明らかに面白半分で背景を探って、特に考えもせず紹介してしまっているような話もあるし――先行する巻の《質問コーナー》で表明していたスタンスとズレてると思うのだが。
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