こっちにもつい手を出しちゃうメカニズム。

竹内まりや『Precious Days [初回限定盤・CD+Blu-ray』(amazon.co.jp商品ページにリンク)
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 山下達郎を聴き始めると、ある段階から必然的に竹内まりやも聴き始めてしまうのです。どうしようもないのです。作曲のスタンスは違っても、プロデュースは山下達郎がしている場合が多いし、山下達郎が絡まず他のアレンジャー、ミュージシャンが<携わったとしても、そんなに大きく隔たってないし。積極的なファン、というわけではないので、ときどきアルバムはスルーしますが、思わず買ってしまうこともある。
 とはいえ今回はけっこう悩みました。ライブ映像についてはそんなに執着はない(どっちかと言えば、ライブも音源のほうがいい)のですが、竹内まりやのライブは基本、山下達郎がバンドマスターとなって行っているので、オリジナルでは山下達郎がいない曲でも演奏してるし、スポットは当たってないけど映ってる。
 ライブ映像付の限定盤で買うとしても、ショップ特典はどこを選ぶか。そんな感じで散々悩んだ挙句、amazon.co.jpの特典なしにしました……デカジャケは、実はそんなに好きではないし、映像ディスクつきだと割引が発生することが多いのに、特典がつくと定価になってしまうので。
 映像は1時間以上あるので、ひとまずは作業などしつつメインであるアルバムを一通り聴く……と言っても、前回のアルバムリリース以降に発表されたタイアップものがメインで、新曲であってもほとんど山下達郎のラジオで聴いてるから、だいたい解っている。竹内まりやの一般的なイメージに沿った『Brighten Up Your Day!』や『今を生きよう』も好きだけど、本人の趣味嗜好、遊び心が覗く『TOKYO WOMAN』や『Coffee & Chocolate』がお気に入りだったりする。そして個人的には、早見沙織がコーラスに加わった『夢の果てまで』、生田絵梨花が参加した『歌を贈ろう』なんてのも目当てだったりする。
 限定盤はデラックス仕様で、こういう特典映像には着いていないことの多い歌詞をまとめた立派なブックレットもついてる。ブックレットも立派なので、ケース自体も約18cm×18cm×1.7cmと少々スペースを取りますが、まあこのくらいは許容範囲内。やや高めですが、満足度の高い1枚です……こういうのは“2枚”って言うのか?

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