深夜の強震。

 昨晩の午前2時頃、茨城県南部を震源とした、最大震度5弱の強い揺れが関東を襲いました。

 土曜日も深夜ラジオを聴いているので、スマホが地震速報を発したときも当然起きていました。しかし、警報が鳴る直前に、何か目眩に似た感覚を覚えていたのです。たぶん最初に来た、ゆつたりとした揺れを感じたのかも知れません。
 転落したら困るパソコンデスクなどを押さえつつ耐えているうちに、ゆっくりと揺れは収まっていきました。私の住んでいる付近は、東日本大震災でも同程度の揺れでしたが、もっと長く続いた覚えがあったので、大きいけれどそこまで影響範囲は大きくないのでは、という予感はしていました。
 予想通り、その後の報道では、エレベーターの停止や水道管の破損など、被害が出たところもあったものの、人的被害は怪我人だけで済んだもよう。それもこれも、阪神大震災、東日本大震災を経て耐震基準が厳しくなり、都市圏は耐久性が高くなった気がします。この前の熊本地震のような規模だとどうなるか解りませんが、昨晩のくらいではあまり影響を心配しなくていいらしい。
 地震そのものよりも驚いたのは、関連して起きた現象です。
 まず、家の中より、外がうるさい。
 私の住む自治体はどうやら、強い地震のときは自動的に緊急放送が行われるように設定されているようで、外から急にアナウンスが聴こえてきた。深夜で物音が少なく、しかも我が家は、スピーカーの設置された場所からあまり遮るものがないので、やたらとよく響く。緊急地震速報で叩き起こされた人がほとんどでしょうが、うちのご近所では、仮にそれで起きなくとも、あの音で反応してしまった人もいたのでは、と思うくらい。
 あと、どこかで謎の音声が響いていましたが、これは本当に謎。何やら具体的なことを話しているようなのですが、窓から伺っても、どのあたりから聴こえてくるのか解らないし、趣旨も不明。あの辺の施設かなー、と推測はしたものの、たぶん警備員なども常駐はしていないはずなので、訊いても確認は出来ないでしょう。
 そしてもうひとつ驚いたのが、ラジオの音声が一時、止まったことです。
 私はパソコンでradikoのリアルタイム再生を実施し、それをヘッドフォンで聴いていました。システム的に、通常の電波よりもタイムラグがあるので、揺れに対する出演者の反応がないのは当然だったのですが、実際に反応があったはずのタイミングで、無音になってしまった。
 何かトラブルがあったのかも、と思い、揺れが落ち着いた時点で、radikoのページをリロードの上再生ボタンを押すと、無事に臨時ニュースの音声が聴こえてきた。地震により音声の送信が止まるトラブルでもあったのかな、と首を傾げつつ、その点についての言及を待っていたのですが――何もない。とりあえず大きな被害の報告はなかったため、数分でニュースは終了し、通常の番組が再開したのですが、それでもこの無音の件について何も触れないまま終わってしまった。
 私は基本的に、リアルタイムで聴いている番組であっても、同時に録音をして、データを残している。リアルタイムで聴いた番組については、iTunesに登録したのち、各種データを追加して、スライダーを動かし再生済みにしておく、というのが、私の習慣になっている。
 そこで、一通りデータの入力が済んだあとで、地震が起きた時間帯のあたりを再生して確認してみたら――やっぱり、数分間、無音でした。
 どうも、臨時ニュースとの切替もあって、radikoでは送信が途切れた、と考えられるようですが、放送局などから正式なアナウンスが出ている様子はないので真偽は不明ながら、まあ、そういうこともあり得るかも知れません。
 とりあえず、非常時の反応を記録したデータとして、覚えておこうと思います。生放送中に地震速報が入ってしまう、というのは効いたことがあって想像も出来たけれど、こんな風に音声が途切れる、というのはあんまり想像出来なかったし、これはこれで貴重な資料。

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