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天使だって恋に落ちる。

午前十時の映画祭14上映作品、ヴィム・ヴェンダースの代表作『ベルリン・天使の詩』を鑑賞。人間の孤独と優しさが共鳴しあうさまが快く美しいファンタジー。
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甘美なる破滅の調べ。

カルト的名作の復活、女学院の生徒達の失踪が思わぬ波紋を招く『ピクニック at ハンギング・ロック 4Kレストア版』を鑑賞。忘れがたい余韻を残す、鮮やかな悪夢でした。
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こんな映画は、撮られないのがいちばんだった。

第96回アカデミー賞長篇ドキュメンタリー部門受賞、ひとつの街が侵攻によって破壊されていくさまを決死の取材で捉えた『マリウポリの20日間』を鑑賞。観るの発雷、けれど向かい合うべき記録。
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あの人は仕事で写真を撮ってるのか、それとも趣味なのか。

午前十時の映画祭14上映作品、ニューヨークに生きる女性の憧れと孤独を描く『ティファニーで朝食を』を鑑賞。いま観ると色々引っかかるけれど、依然として美しさと虚しさの共存する傑作。
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『ゴジラ-1.0』

戦禍から復興を始めた日本に、巨大な脅威が迫る――日本発のアカデミー賞視覚効果部門を獲得した、新たなる怪獣映画。
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昭和のゴジラフルパワーにゴングも大盛りで。

《モンスターヴァース》最新作、地上がふたたび巨大生物の戦場となる『ゴジラ×コング 新たなる帝国(字幕・IMAX with Laser)』。“ロスト・ワールド”×怪獣プロレスである。
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この父にしてこの子あり。

午前十時の映画祭14の3作目は、考古学者の冒険を描くシリーズ第3作『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』。前作のお約束を引き継ぎつつ、新しいモチーフやひねりを施して更に魅力を増した鮮やかな娯楽作。
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23年ぶりに、ジョン・Gを探しに行く。

クリストファー・ノーラン監督の出世作、長期記憶が出来なくなった男が、妻の敵を探して駆け回るサスペンス『メメント』の再上映を鑑賞。2度目だとやや怠いけど、しかし間違いなく緻密で刺激的。
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爆笑問題withタイタンシネマライブ#88 at TOHOシネマズ日比谷。

今回のゲストは納言、ヤーレンズ、そしてハリセンボン。プリンプリンはいなかった。
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孤独な魂が響きあう。

山田太一の小説を、イギリスを舞台に移し再映画化した『異人たち』を鑑賞。加えられたもうひとつのテーマが効いて、優しくも切ない物語に昇華されている。映画としても美しい。