iPhoneには《アクティビティ》というアプリがはじめから入っている。iPhoneを身につけているときの消費カロリー、エクササイズの時間、１時間につき最低でも１回立った場合を１回とカウントして、それが１日のあいだに何回実施されたか、の３つをカウントしてくれるものです。やもすると１日動かずに過ごしかねない現代人の健康促進のために、それぞれの数値にゴールを設定してクリアを目指す、というもの。
以前はあんまり気にしてなかったんですが、『Fit Boxing』を始めて以来、この《アクティビティ》に若干振り回されてる嫌いがあります。
プレイ中はiPhoneこそ身につけてませんが、Apple Watchは装着している。それ故に、この『Fit Boxing』で動いた時間もカウントされるので、以前に比べて目標をクリアしやすかった。
しかしその一方で、いま私が『Fit Boxing』でメインにしている“体力強化”“35分”のメニューをこなしたあと、映画鑑賞のために外出すると、《アクティビティ》の計測では動きすぎになってしまう。実際、消費カロリーが目標の２倍に到達した日など、夜にはヘトヘトになっている。
なので、出かけることが解っている日は、『Fit Boxing』のエクササイズの時間を10分ほど減らして調整しています。そうすると、《アクティビティ》の目標も適度に達成できるし、疲れもちょうどいい。
……ぶっちゃけ、《アクティビティ》での計測を気にしてなかった頃には、こんな匙加減は考えようともしなかった。その日の消耗具合を考えると、《アクティビティ》での計測結果を参考に調整するのは間違ってない、とは思うんですが、最近、振り回されている感覚が強いのです。
ちなみにきのうも、午前中は特に用事がなかったため、普通に『Fit Boxing』をいつものメニューでこなしてしまった。その後、夕方から東京03単独公演のために出かけたところ、道中の乗り換えやら、現地での意外に多い上り下りが影響してしまい、結果、久しぶりに消費カロリー、エクササイズともに200％以上の数値を叩き出してしまいました。お陰で帰宅後、ほとんど集中力はなく、ライブの感想を書いたあとはただぼーっと過ごし、そのまんま眠るしかなかったのでした。
ちなみに最近、『Fit Boxing』のどのメニューが来ても、基本95点以上は出せるようになりました。100点も夢ではない……と言い切れないのは、やればやるほどに、「カウントミスがあるのは回避できない」というのを悟ったが故です。いっときはコントローラーの不具合や、手首に嵌めているApple Watchとの干渉も疑って、実際そういうケースもないわけではないでしょうが、そもそもプログラム自体が何らかの不具合を起こしてカウントし損なった、としか思えない状況があまりにも多い。
ジャブ、ストレート、フック、アッパーのシンプルなコンビネーションであれば、たまーに100点も出せるようにはなりました。しかし、ウィービングやダッキングを交えた上級コンビネーションで100点を出せるか否かは、私よりもプログラムなどのコンディションにかかっている。点数はあくまで参考程度にして、あんまし強く気にしないことにしました。だって、動きが小さくてカウントされないんなら解りますが、直前のモーションの振動がコントローラーで残ってて、それに反応して早めにカウントしてしまったり、逆に振動に遮られてモーションを検出しないこともあったりするから、もうこっちで対処のしようがない。
……とはいえ、検出ミスが起きる状態があんまり長く続くのも腹が立つので、そういうときはコントローラーの検出をやり直したり、ジャイロセンサーの調整をしたりしている。ほぼ毎日、この作業を２、３回繰り返してます。これがなけりゃ、ストレスが減るんだけどなー。
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