きのう、新しい電子レンジが届きました。
壊れてからもう、2ヶ月は経ったでしょうか。予算の都合もあって、なかなか新調するきっかけがなかった。
しかも、ないならないで、まあ何とでもなるものです。コンビニでお弁当を買うときは温めてもらうとか、揚げ物などはトースターで火を通すとか。
ただ、コンビニで温めてもらうと、いくらいえからそんなに離れてないとは言い条、冬場は家に着くまでにちょっと冷めてしまう。保存してある食事は、揚げ物ならトースターでもいいけれど、冷凍保存したご飯を戻すのは手間ですし、自然解凍に委ねると、必要なときに用意できない事態も発生する。そんな感じで、ないからこそレンジの必要性も実感してしまう。
というわけで、諸々算段がついてきたところで、ようやく購入に踏み切ったわけです。
キッチンに埋め込んであるオーブンレンジも、レンジ機能が使えず、不安を抱きながらオープン機能のみ使用していたので、折角なら、とレンジではなくオーブンレンジにしました。しかも、スチームも搭載しているので、普通とは違う仕上げ方も出来る。
きのうの午前中に届いたので、電源を繋ぐと、早速コンビニに出かけて、お弁当を買ってきた。マニュアルによると、最初に空焚きをして消臭する必要がある、と書いてあったものの、お腹が空いているし、レンジ機能なら消臭までは必要ないだろう、と判断して、ひとまずテスト運用。
もちろん、当然しっかり温まります。壊れるまで使い倒した先代は、やっぱりちょっと不調だったのでしょう、若干のムラが生じていたのですが、均等に温まってる。ターンテーブルのないフラットタイプ、というのも大きいのでしょう。
食事をする傍ら、マニュアルにあった空焚きの作業も実施。ちょっと不安を覚えるくらい、焦げ臭い。食事を終える頃には空焚きが終わり、今度はドアを開けて、冷却。思った以上に熱くなっていて、この期間はオーブンもレンジも使えない。ただ、その後、夕食にグラタンを焼いてもらったところ、空焚きしたときの異臭はしなかったので、やはり必要な工程だったようです。
翌日、久々の墓参りのあと、行きつけの蕎麦屋に行くつもりが、途中で確認を入れたところ、もうお蕎麦が切れていた。やむなく自宅に戻り、近くのコンビニでまたお弁当を買い、ふたたび導入したてのレンジで温める。当然ながら今回もちょうどいい温まり具合。
これで、コンビニでお弁当の選択肢を狭めずに済みますし、残り物を冷めたままいただかなくても済みます。
ちなみに今日の午後、もう1台、レンジが増えました。
父の友人で、割烹を経営していた方が亡くなり、お店を閉めることになったため、什器を片付けているのですが、ご夫人から「レンジが余ってるけど、いる?」と訊かれたのです。既にレンジは注文したあとでしたが、どーせ処分するなら、と頂戴してきたのです。もともと我が家はキッチンだけでなく、2階のホール部分にも1台、単機能のレンジを置いて、自室で飲み物を温めるときとかに使っていたのです。キッチンの埋め込みのオーブンレンジのレンジ機能が壊れてしまったため、この2階のレンジをキッチンに下ろしていましたが、これが壊れたせいでレンジなしになってた訳だ。
……さすが、飲食店の厨房に置かれていただけあって、長年の油汚れが外装にこびりついてベトベトでしたが、機能に問題なし。これで、冷めたコーヒーを温めるのも、夜食に温かいものを食べるのも、いちいち階下に降りなくて済みます……まあ、何せ設置場所がホールなんで、母が寝てる状況でレンジの“チーン”を鳴らすのは心苦しいですから、後者の使い方はあんましやらないでしょうけど。
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