競馬にはまったく興味がありません。疾走する馬は格好いいと思うし、競馬そのものがイヤ、ということはないんですが、馬券を買うことはおろか、競走馬について詳しく知りたい、という感覚もありませんでした。だから、存在は知ってても、手出しをするつもりはなかったのです。
勝利するとトレーナー(プレイヤー)にドロップキックかますウマ娘がいる、と知ってにわかに関心が湧いて、気づいたら遊びはじめてました。
……ただし、そのプレイヤーを蹴っ飛ばすウマ娘の映像にお目にかかるのはなかにか大変でした。どうもレースの内容によって勝利のポーズは違うみたいで、どういうルールになっているのか不明ですが、ゴールドシップによる壮絶な喜びの表現を見られたのは3勝目くらいでした。重賞でないとダメなのかも。
ゴールドシップだけ育ててもダメっぽいので、他のウマ娘たちも適宜、育成しています。
面白い、けど、時間が吸い取られていきます。
入手出来たウマ娘たちはそれぞれ“育成”という項目で鍛えていくのですが、その過程でウマ娘ごとのシナリオがあり、随所で育成の成果を確認するレースが挟まれる。このレースにおいて、基準を超える成績を収めないと“育成”のシナリオはいったん終了となってしまう。しかし、育てたウマ娘のデータは“継承ウマ娘”に設定することで、別のウマ娘育成の手助けとなるため、育成を繰り返すごとにシナリオが先に進み、育成のレベルも上がっていく、という仕組み。
ゲームとして実によく出来てる。しかもシナリオ自体も、ウマ娘ごとに多彩で、なかなか読み応えがあります。それぞれのウマ娘のキャラクターは、名前の元となっている競走馬のキャラクター性も引き継いでいるそうで(私が興味を持つきっかけになったゴールドシップも、実際によく蹴る馬だったらしい)、ゲーム経由で実在の競走馬に興味を持たせる構造になってるのも巧い。恐らく競馬ファン的には、実際には同時期に存在しなかった競走馬たちが、それぞれの個性そのままに友情を築き、同時に切磋琢磨しているさまも楽しいのではなかろうか。
始めたのは3月2日、体調不良で起き上がる気がしなかった日だったんですが、それから2日くらいで既に7人(頭?)のシナリオを進めてまいました……この段階では、育成目標をコンプリートしたのはウォッカだけ。1週間近く経ったいまでも、育成目標を達成したのはウォッカとサクラバクシンオーだけ、URAに至っては決勝にすら辿り着いてませんけど。
あんまり入れ込むと他の作業に差し障りがありそうなので、ここからはペースを落とすつもりですが、しばらくは遊べそうな気がしてます。
……ちゃんと育成するとハルウララでも勝てるのよ。
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