待ち焦がれすぎていたシリーズ最新作『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』、昨日から体験版の配信が始まってます。最初は序章『顔』と第1章『都市伝説』、23日に第2章『失踪』、発売前日の28日に第3章『花言葉』と、順番に配信されるそうです。
発売されたら数日はどっぷりと浸るつもりなので、それまで我慢……のつもりでしたが、やっぱり嬉しすぎて我慢できませんでした。今朝、久々に『リングフィットアドベンチャー』を軽く嗜んだあと、その流れで手をつけてしまいました。
もう、のっけから嬉しいくらいにあの世界観。リメイク版の作りを踏襲したインターフェイスに、アニメーションも細かに採り入れた変化の豊かな画面で、実に楽しい。
今日日は珍しくなった、冒頭から事件現場に呼び出される展開から、ちょっとずつ情報を仕入れていく。随所でプレイヤーがどこまで情報を把握してるか試すようなくだりを入れつつ、まずは頭に笑顔を書いた紙袋を被せられて発見される他殺死体、という風変わりな状況と、関係するかもしれない過去の事件、そして内容のよく似た都市伝説にも触れていく。掴みは素晴らしい。
ニヤリとさせられるのは、意外なところで旧作の登場人物が現れること。今のところ出てくるのは警察関係者だけで、そっちにもクセのある新キャラがいるのですが、昔からのプレイヤーとして、こういうお遊びは嬉しい。
ひとつ気になったのは、前にもここで懸念していた“アレ”が出てきてしまったこと。アレが登場したことで、この作品の時代設定がオリジナルより少なくとも10年は現代に近づいてしまいます……が、正直なところ、当時を知らないプレイヤーには“アレ”がない、という感覚が解りづらいでしょうから、致し方のないところかも知れません。
何にせよ、序盤は文句なし。とりあえず第1章までしかプレイできないのは、この忙しいときにどっぷりハマらずに済むので、私としては助かります。いっそう発売日が待ち遠しい、そしてさっさと作業に目処をつけねば、という気分になってきました……思惑通りにいかないのもいつものことなんだけど。
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