呪われた結果である。


ゴールデンボンバー『COMPACT DISC』普通盤

 ……買っちゃった。

 なにせ本当にあれから何度となくMVを観ていて、テンションを上げるのに貢献してくれましたから、買わずに済ませるのが申し訳なくなってしまった。演奏を担当したミュージシャンのデータも持っておきたかったのですが、ダウンロード販売だとそういうブックレットはついていないことが多い。なので、きちんとCDで購入した次第です。どうせ今日日、CDだけでは売れないから、という理由で、ポーチやトートバッグ、鏡をつけたヴァージョンなどが出てますが、それなりにお値段がするのでいちばん手頃なCD&DVD盤にしました……今月は多いんだよ買うものが。月末までにCDがあと2枚あんだよ。なんで集中すんだよ。
 で、いざアルバムを通して聴いてみたら、けっこう驚きました。音作りには鬼龍院翔しか関わっていないがゆえのジャンル、編成の常軌を逸した多彩さもさることながら、まあテーマの病んだ曲の多いこと。歌詞を読むとやたら負の感情が渦巻いている。きちんと通して聴くのが初めてなので、昔からこうだったのか解りませんが、なまじひとつの大当たりを背負ってしまったがゆえに経験した出来事に対する鬱屈が感じられる。しかもそれがいい味を出しているのだから、業が深い。
 基本ネタ的な作りが好きなので、悪質なダンスナンバー『踊るなよ -Do Not Dance-』みたいなのがお気に入りですが、心の叫びめいた『人間だ』を筆頭に、怨念の籠もった曲に聴き応えがある。最悪、『Yeah! めっちゃストレス』だけ延々聴こう、と思っていたのですが、1枚まるまる楽しめそうです。
 なお同梱されているDVDは、尺が1時間以上あるので、暇があるときに眺めます。

 購入を記念して、もう1回呪いをかけておこう。みんな買うのだ。

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