本日のお買い物

1. 篠田真由美『すべてのものをひとつの夜が待つ』(Kappa Novels／光文社)　[bk1／amazon]
2. 打海文三『ハルビン・カフェ』(角川文庫／角川書店)　[bk1／amazon]
3. 谷川俊太郎『谷川俊太郎詩選集２』(集英社文庫／集英社)　[bk1／amazon]

　1は宝探しの名目で孤島の館に集められた人々のなかで殺人事件が発生する、という実に古典的な舞台設定で繰り広げられる物語。ジャンルとして“ミステリ”と銘打たず“ゴシック・ロマンス”としているのが意味深です――しかし、それよりも個人的には裏表紙側のカバーで、一つめのセンテンスは行頭を空けていないのに、なんで次のセンテンスが一字空きになっているのか、だったり。どっちかに統一してくれないと著しく落ち着かないんですけど。

　2はハードカバー刊行当時から気になっていた作品。3は三ヶ月連続刊行第二回配本。これに収録されている『誰もしらない』が柳楽優弥にカンヌ主演男優賞を齎した映画『誰も知らない』のタイトルの元ネタになっていた、はず。うろ覚え。