本日の見出し

ムニア~ザ・テイル

Richard Bona - Munia (The Tale)

 二日連続でジャコ・パストリアスの曲ですが、本日引用元にしたのは、ジャコの衣鉢を継ぐと言われるほどの超絶テクニックを披露しながら、次第にそのベースに限定されない演奏と作曲の力により、国籍を感じさせない独自の音楽世界を展開していったリチャード・ボナが2003年に発表したアルバム『ムニア〜ザ・テイル〜』に収録された、ライヴ演奏によるカヴァーです。自作曲ではほとんどジャコの影響を感じさせない彼ですが、様々な楽器を操れるなかで敢えてベースを選んだ理由がジャコにあったというくらいで、この曲に限りジャコ・パストリアスがアルバム『ワード・オブ・マウス』をきっかけとしたビッグ・バンドで活動していた時分に極めて近い編成とアレンジで演奏しております。フレーズの選び方といいその楽しげな演奏ぶりといい、リチャード・ボナのジャコに捧げる敬意が窺える一曲であります。

 ……で、確かこれはiTMSで購入可能だったよな、と思いリンクを作成しようとしたら、時悪しくリンク作成用のページがメンテナンス中で手がつけられないのでした……興味がおありの方は自力で捜してください。

※追記:その後iTMSに直接アクセスしてみたら、アルバムのデータはありましたが、肝心の『Liberty City』は収録されていませんでした。ボーナス・トラック扱いだったから省いたとかそんな事情があるのかも。とりあえず、iTMSに置いてあるアルバムそのものにリンクしておきました。

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