定額レンタル第16便。

 きのう返送したばっかりじゃないんか、とお思いでしょうが、現在無料お試しで利用しているところは、手続によって次の便の発送を早めることが出来るのです。今みたいに特定のシリーズを早く消化したい時には大変有り難い仕組み、しかし急いでいないときはあまり使い途がありません。加えてここは、メインで利用しているところより品揃えが良くないので、今の私のようにマニアックなものを拾うようにしているとちょっと物足りない印象。なんかこのサービスはどこも一長一短あって、結局惰性で利用しているところにしがみついてしまう結果になりそーだ。

 とまれ、今回の作品は『ほんとにあった!呪いのビデオSpecial4』と『〜18』。

 まずは2003年製作の『Special4』のほう。スペシャルとついているだけあって尺も長めですが、エピソードの濃さも強烈。肝心の怪奇映像よりも、それを巡る事情のほうが不気味だ、というケースが多いのがちと引っ掛かりますが、でも面白い。

 続いて、こちらは2005年の作品である『〜18』。届いてから気づきましたが、これってあまり評判の良くなかった連続するエピソードの完結篇が入っている巻だったよーで。遡っているせいで、これ以前の話を知らないまま完結篇だけ見てしまったわけですが……ああ、こりゃ確かに腹が立つわ。どっちらけになった感じは却ってリアルですが、本当にそれで終わりか。それでいいのか。

 むしろ普通のネタのほうが優秀です。ていうか、この辺のネタはほんとーにテレビとかで何度も見てます。個人的に高く評価している傑作、ビデオレターのネタも収録されていますし、見応えはありました――それどころか、連続ネタがいい緊張感を殺いでいる印象さえある。シリーズとして継続してやっていた以上、どこかで締め括らねばならない、という責任感もあったのでしょうが、スタッフが我慢したほーが良かったような。苦労された皆さんには申し訳ありませんが。

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