コミックマーケット67

 その後コミケへ。作業が完了したわけではないのですが目処はほぼ立ったし、お会いしたい人とか欲しいものとかがあったので。

 12時ぐらいに現地に到着、ほぼ同じタイミングで入場自由となった模様で、やはり昨日よりは相当スムーズに流れているらしい。でも人の詰まり具合は相変わらずの中、メモ片手に徘徊して色々と購入したり挨拶したりしてきました。ただ、まともに言葉を交わせたのは昨日の忘年会でお会いした高橋直樹さんだけで、あとで訪れた商業ブースでは辛うじておひとりと会釈できたぐらい、もうひとりいたはずの方はそもそもブースの場所自体発見できませんでした。体験版貰ってこようと思ってたのにっ。

 買ったものをぜんぶ並べるとまたリンクが大変なので、とりあえずこのみっつだけ触れておきます。

  1. マタンゴ・ラブ 高橋直樹SF短編集』(なおカン)
  2. キ神巡礼記』(白澤連/大阪もののけ団)
  3. 花咲くオトメのための嬉遊曲』(LOVER-SOULWindows98・Me・2000・XP対応ゲーム/18禁)

 1はNScripterで同人ゲームへの貢献多大なシナリオライター高橋直樹さんが凄い勢いで執筆したらしいSF作品集。さっそく冒頭の表題作は読み終えました……み、身も蓋もない。でも素敵。これを敢えてやってしまうのが。勢いで書いているのは文章の荒れ具合でも解りますが、一発的なアイディアを消化するにはこのくらいの熱気があったほうがいいでしょう。

 久々に新作フォントを導入せねばならなくなった2は「きのかみじゅんれいき」と読みます。中国の古典『山海経』に登場する一本足の鬼神でありながら、その像と思しいものが何故か日本の山梨岡神社に祀られており、その七年に一度のご開帳にわざわざ訪れた妖怪好きの面々がそれぞれの方法によってキの神の姿に迫った、妖怪好き以外いったい誰が買うんだ、という本。先日、東編集長が幻妖ブックブログのなかで紹介されていたのを見てあわてて購入候補に入れた次第。こちらで送料別途ですが通販も受け付けているそうなので、興味がおありの方は是非。内容もさることながら、割付があの方なので、同人誌とは思えないほど作りが美麗です。

 3は久々に買ってみた同人ゲーム。女子野球部がテーマというのにちょっと惹かれたのもありますが、いちばんの理由は、原画が先日『スウィングガールズ』の関口香織絵に個人的に大ダメージを喰らわされた田中松太郎氏だったからだったり。そらしょうがないですよ、ねえ。この作品を製作したサークルは来年から“LOVERSOUL”として商業に移行するそうで、そのチラシも頂戴しました。まだ作品内容とかまるで書いてないけど。

 会場を脱出したあとはメディアージュに赴いて昼食を摂り、そのあと何箇所か寄る――つもりでしたが結構な混雑で移動に時間を食ってしまったので、一箇所だけ立ち寄って帰宅。昼寝して疲れを抜いたので、これをアップしたあと(年内きりとは言え、ふたとおり準備するのは結構面倒だ……)作業のツメにかかります。明日までには完成しそうだけど、本当の締切前までにもうちょっと推敲したほうがいいかなー。

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