作品賞
- 『アビエイター』(松竹×日本ヘラルド・配給)
- 『ネバーランド』(東芝エンタテインメント・配給)
- 『ミリオンダラー・ベイビー』(松竹×MOVIE-EYE・配給)
- 『レイ』(UIP Japan・配給)
- 『サイドウェイ』(20世紀フォックス・配給)
長篇アニメーション作品賞
外国語映画部門
監督賞
- マーティン・スコセッシ『アビエイター』
- クリント・イーストウッド『ミリオンダラー・ベイビー』
- テイラー・ハックフォード『レイ』
- アレクサンダー・ペイン『サイドウェイ』
- マイク・リー『ヴェラ・ドレイク』(東京テアトル・配給)
主演男優賞
- ドン・チードル『Hotel Rwanda』
- ジョニー・デップ『ネバーランド』
- レオナルド・ディカプリオ『アビエイター』
- クリント・イーストウッド『ミリオンダラー・ベイビー』
- ジェイミー・フォックス『レイ』
- アラン・アルダ『アビエイター』
- トーマス・ヘイデン・チャーチ『サイドウェイ』
- ジェイミー・フォックス『コラテラル』(UIP Japan・配給)
- モーガン・フリーマン『ミリオンダラー・ベイビー』
- クライヴ・オーウェン『Closer』(Sony Pictures・配給)
主演女優賞
- アネット・ベニング『Being Julia』
- カタリナ・サンディノ・モレノ『そして、ひと粒のひかり(Maria Full of Grace)』(MOVIE-EYE・配給)
- イメルダ・スタウントン『ヴェラ・ドレイク』
- ヒラリー・スワンク『ミリオンダラー・ベイビー』
- ケイト・ウィンスレット『エターナル・サンシャイン』
- ケイト・ブランシェット『アビエイター』
- ローラ・リニー『Kinsey』
- ヴァージニア・マドセン『サイドウェイ』
- ソフィー・オコネドー『Hotel Rwanda』
- ナタリー・ポートマン『Closer』
オリジナル脚本部門
- 『アビエイター』ジョン・ローガン
- 『エターナル・サンシャイン』チャーリー・カウフマン
- 『Hotel Rwanda』キアー・ピアーソン&テリー・ジョージ
- 『Mr.インクレディブル』ブラッド・バード
- 『ヴェラ・ドレイク』マイク・リー
脚色部門
- 『ビフォア・サンセット』(Warner Bros.・配給)
- 『ネバーランド』デヴィッド・マギー
- 『ミリオンダラー・ベイビー』ポール・ハッギス
- 『モーターサイクル・ダイアリーズ』(日本ヘラルド・配給)ジョセ・リヴェラ
- 『サイドウェイ』アレクサンダー・ペイン&ジム・テイラー
撮影部門
- 『アビエイター』
- 『LOVERS』(Warner Bros.・配給)
- 『パッション』(日本ヘラルド・配給)
- 『オペラ座の怪人』(GAGA-HUMAX・配給)
- 『ロング・エンゲージメント』(Warner Bros.・配給)
美術部門
- 『アビエイター』
- 『ネバーランド』
- 『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』(Asmik Ace・配給)
- 『オペラ座の怪人』
- 『ロング・エンゲージメント』
衣裳部門
- 『アビエイター』
- 『ネバーランド』
- 『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
- 『レイ』
- 『トロイ』(Warner Bros.・配給)
編集部門
- 『アビエイター』
- 『ネバーランド』
- 『コラテラル』
- 『ミリオンダラー・ベイビー』
- 『レイ』
メイクアップ部門
- 『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
- 『パッション』
- 『海を飛ぶ夢』
作曲部門
- 『ネバーランド』ヤン・A.P.カチュマレク
- 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(Warner Bros.・配給)ジョン・ウィリアムズ
- 『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』トーマス・ニューマン
- 『パッション』ジョン・デブニー
- 『ヴィレッジ』ジェームズ・ニュートン・ハワード
主題歌部門
- “Accidentally In Love”『シュレック2』
- “Al Otro Lado Del Rio”『モーターサイクル・ダイアリーズ』
- “Believe”『ポーラー・エクスプレス』(Warner Bros.・配給)
- “Learn To Be Lonely”『オペラ座の怪人』
- “Look to Your Path”『コーラス』
音響編集部門
- 『Mr.インクレディブル』
- 『ポーラー・エクスプレス』
- 『スパイダーマン2』(Sony Pictures・配給)
音響ミキシング部門
- 『アビエイター』
- 『Mr.インクレディブル』
- 『ポーラー・エクスプレス』
- 『レイ』
- 『スパイダーマン2』
視覚効果部門
- 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
- 『アイ,ロボット』(20世紀フォックス・配給)
- 『スパイダーマン2』
長篇ドキュメンタリー部門
- 『Born into Brothels』
- 『らくだの涙』(KLOCK WORX・配給)
- 『スーパーサイズ・ミー』(KLOCK WORX×PHANTOM FILM・配給)
- 『Tupac:Resurrection』(Paramount Home Entertainment Japan・DVD発売済)
- 『Twist of Faith』
短篇ドキュメンタリー部門
- 『Autism is a World』
- 『The Children of Leningradsky』
- 『Hardwood』
- 『Mighty Times : The Children’s March』
- 『Sister Rose’s Passion』
ふたつだけ略すのもなんですが、実写とアニメーションの短篇は省きました。日本での公開があるかもよく解らないので。
最多ノミネートは『アビエイター』の十一部門――これはゴールデン・グローブ賞の成績と比べてもさして意外ではない。むしろ驚いたのは『ネバーランド』が七部門と大健闘したことのほう。たしかにいい映画なのですが、ここまで伸びるとは。続く『レイ』の六部門もちょっと吃驚。
今回いちばん獲って欲しいのは、賞関連では不遇の印象があるジョニー・デップというのは変わりませんが、監督・主演のふたつに個人でノミネートされたクリント・イーストウッドの『ミリオンダラー・ベイビー』(七部門)がどこまで健闘するのか、また主演・助演のダブルノミネートを果たしたジェイミー・フォックスがどうなるのかが興味津々。ゴールデン・グローブ賞のときも書いたとおり、『アビエイター』にはどーしても関心が持てません。ディカプリオという役者がいまいち信頼できないことに加えて、二作続けて彼を主演に起用した監督の意図もよく解らない――翻って役者と監督の信頼関係が築かれている証拠なのでしょうが……うーん。それよりゃ寧ろ命を削ったドキュメンタリー『スーパーサイズ・ミー』の行方のほうがよっっぽど気になる。
挙がるだろうと予想していた『イノセンス』が空振りだったのがむしょーに残念ですが、それはともかく発表が楽しみ。しつこいようだがジョニー・デップ頑張れ。
※この項、長ったらしくて邪魔くさいので、夕方から一番下に移動いたしました。
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