『ハサミ男』監督・共同脚本:池田敏春/原作:殊能将之/主演:豊川悦司&麻生久美子/配給:Media Box

 以前は連休には一日置いて二本は観る、というルールを敷いてましたが最近は平日でも普通に観に行くようになってしまい、連休は逆に休むことが増えました。しかし本日は思うところあって、某氏を誘い出してシネマメディアージュへ。当初の目論見ではその前かあとかにビッグサイトで開催されている春のコミケSPも覗くつもりだったはずが、カタログを入手できず特に覗きたいところも思いつかなかったので本日は取りやめ。映画のほうは約束したしチケットも余分に購入済だし今日行かなかったらいつになるか解らないし、ということでとりあえず出発。

 途中、有楽町のビックカメラに立ち寄ってCDを探すも、さすがに人気商品らしく在庫なし。……私がここで何か探そうとしても見つからないことが多いのは気のせいか。

 けっきょく何も買わずにお台場まで赴き、某氏と落ち合って劇場へ。本日のモノは噂の殊能将之氏原作、映像化不可能と言われた作品に果敢にも挑戦したハサミ男』(Media Box・配給)。色んな意味で期待と不安の混ざり合っていた作品ですが、けっこう普通に楽しめました。まあ劇場で観る必要はあるのかという気はしましたし、終盤はすっかり二時間ドラマの味わいになってしまいましたが、あの原作のアイディアをうまく映像的に処理していたことは間違いなし。詳しい感想は、「寺田農の台詞は……ひとこと?」からどうぞ。ちなみに今回、粗筋を作るのは放棄しました。毎回書きようがなくても何とか工夫してきましたが、これは無理。

 食事を摂ったあとはまっすぐ帰宅。そしていま、私の傍らには何故か某氏から強引に貸し出された『THE 鑑識官』と『逆転裁判』があるんですが……まだ『DQ8』も終わってないというのにー。

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