メイシー・グレイの声はデカい。

 そういや毎年エイプリル・フールって私生活はおろかWeb上でものっかったことないなー、と思いましたがそれもそのはず、一日は映画サービスデーなので前日夜ぐらいから何を観に行くか考えていて、夜は夜でその道程と感想を書くことに費やしてしまうので、嘘を考える余裕なんぞ残っていないわけで。

 今年もまたご多分に漏れず、帰宅後映画鑑賞へ。どのみち金曜日は本業も暇なので早めに帰宅し、ギリギリまで観に行く作品を考える――が、直前に某ソフトメーカーのサポートから問い合わせに対する返事の電話があり、当初の候補だった大作を観に行くにはあまりに移動がシビアになりすぎる時間になってしまったため、必然的に第二候補を選択、電車にて渋谷へ。

 鑑賞したのはブルース生誕100周年記念イベントとして2003年に開催されたスペシャル・コンサートの模様をベースにしたドキュメンタリーライトニング・イン・ア・ボトル 〜ラジオシティ・ミュージック・ホール 奇蹟の一夜〜』(日活・配給)。昨年鑑賞した『ソウル・オブ・マン』や『アマンドラ!』が印象的だったので、その流れで気にしていた一本でしたが、ドキュメンタリーというよりはコンサートの空気を極限まで再現したライブ映像といった趣で、ブルースの歴史を辿っている構成を補助するような感じでインタビューやリハーサルの模様が挿入されています。素人にもブルースという音楽の辿った歴史が大まかに理解できて、しかも音楽好きなら唸ること間違いなしの名演が二時間近く盛り込まれており、これを1,000円で鑑賞できるのはむちゃくちゃ贅沢だという気が。如何せん全篇ブルース、しかも余すところなくハイライト、という状態なのでついていくだけでけっこう体力を消耗し、後半は疲れてくるのが難ですが、音楽映画として秀逸であるのは疑いなし。詳しい感想は後日こちらにアップします。寝る前に書き上がるかと思ったのですが、ちょっと間に合わないようなので。

 帰り際にブックファーストに立ち寄って上記の買い物を済ませて帰宅。ちなみに明日はMYSCONのために体力を温存しておきたいので映画鑑賞は見送る予定――今のところは。寝て目が醒めたら気が変わっている可能性もある。

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