完全に映画鑑賞がわたしのガソリンになっている?!
……という理由も否定しないが、それ以前に毎度ながら前売り券を確保していた作品が終了間際の危機に陥ったため、帰宅後すぐさま家を出ました。もう半月ぐらいは保つかと思っていたのにー。
最初はシネマイレージ・ポイントを稼ぐために六本木ヒルズで観るつもりだった作品なのですが、開始二週か三週目ぐらいで朝から二回のみの上映に減らされてしまったため、どーにか土曜日に行けないか画策していたのに、もう次の土曜日はかかっていない。平日に仕事を休むのも前以上に難しくなったので、六本木行きは諦めて行き慣れた銀座方面へ――だいたいこのエリアでの上映にしてからが、第一作は日劇だったのに、いきなり日比谷映画からのスタートで、同館最後の作品になるかと思いきや間もなく『オペラ座の怪人』によってキャパの小さい日比谷シャンテ・シネに追いやられてしまい、今週末の日比谷映画閉館によってもういちど『オペラ座の怪人』に押し出される格好である。惨すぎる。
なんかネガティヴなことばかり書いてしまいましたが、ものは上戸彩主演で約二年振りの登場となった続編『あずみ2 Death or Love』(東宝・配給、日本ヘラルド・配給協力)。……しかし、感想自体もいささかネガティヴに書かざるを得ません。前作に比べると物語は大幅に整理整頓されましたが、そのぶんキャラクターがほとんど活きていないので全般に精彩を欠きます。上戸彩によるあずみは個性を確立しているし、殺陣もなかなかの力強さがあっただけに残念な仕上がり。金子修介監督の起用には、北村龍平監督とそれぞれの得意分野を交換するといった意図もあったそうですが……どっちも成功とは言い難かったような。世評があんまりに極端だったために北村版『ゴジラ』は観ずじまいでしたけど。ともあれ、詳しい感想は後日、こちらに。
観賞後は前売り券を一枚仕入れたあと、ビックカメラでお買い物……のはずが、どーいうわけかここでは買いたいものに限って見つからない、という個人的な悩みがまたしても現実になり、目当てが幾つかあったにも拘わらず手ぶらで出る羽目になりました。……なんで?
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