そしてまたしても映画鑑賞へ。日本映画テレビ技術協会の会員証、とは関係なく、前売り券を買ってあったので、またギリギリになる前に観ておきたかったのです。
上の項まで更新後、電車に乗って池袋へ。いつもならジュンク堂で時間潰しをするところですが、生憎と今日は特に買うものも思いつかなかったので直接映画館に向かう。平日だというのに心なしかカップルが多いぞ。
鑑賞したのは、あのしりあがり寿の漫画をあの宮藤官九郎が脚色・初監督したみょーなロード・ムービー『真夜中の弥次さん喜多さん』(Asmik Ace・配給)。べつだんしりあがり寿のファンでもクドカンのファンでもなかった(『弥次喜多 in Deep』は掲載誌で読んでました)のであんまり興味はなかったのですが、時代劇のはずなのにイージーライダー風のバイクが登場してたりいきなりロック・ミュージカル風の場面が挿入されてたり異様に豪華なゲストが出演してたりという予告編を繰り返し観ているうちにどんどん気になってしまったのです。原作の不条理ギャグを巧いこと消化して映像に移し替えていますし、そのオブラートの下に異様にディープな主題を秘めた作風もまんま。無茶苦茶であることは確かですが、それでも原作の精神をちゃんと踏まえた上で充分楽しめる作品になってます。詳しい感想は後日、こちらに記しておきます。
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