何が一進一退か、というと。

　現在までに劇場で鑑賞した映画の本数と、読み終えた本の冊数が、ずーっと拮抗しているのです。ゴールデンウィーク前までは本の方が若干伸びていたのですが、怒濤の鑑賞ラッシュによっていちど映画が上回り、本日『弥勒の掌』を読み終えたことで同数に戻りました。

　いちおう本来は読書サイトのつもりですし零細でも小説書きの端くれですし、何より買っている量を思うと本のほうが多くなるようにしたいのですが……とりあえず二時間座っていれば一本はカウントできてしまうという手軽さにすっかり躰が馴染んでしまい、何より観たい作品の多さに映画鑑賞のペースを落とすことも出来ない。困ったもんだ……と口では言いながら、無論当人は楽しんでいるわけですが。何にしても、どうにか読書のペースを向上させたいところです。

　ちなみにいずれも四十九、あとひとつで五十に届きます。……うわあ。