人も雨も多すぎる。

 まずは昨晩のその後、パート1。

 あとのイベントが新宿なので、普段ならその近辺で時間潰しと称した映画鑑賞をしてから現地に赴くのですが、今日はあの超大作の公開日。新宿界隈の大きな小屋はキャパシティこそ理想的なれど設備や観客の質がいまいちで、本心から楽しめないことがある。それにこの作品は最低限THXの設備が整っているところで観たい。ついでにシネマイレージが貯まればなお嬉しい、ということで、そのあとの移動も比較的楽そうな六本木にて鑑賞することに。

 もとよりバイクで行く気などなかったが、時間が来てみればしとしとと鬱陶しく雨が降っている。早めに止んでくれると有り難いなー、と暢気なことを考えているうちに六本木に到着。

 …………もー、息をするのもしんどいくらいの大混雑。

 あまりの人の多さにチケットカウンターも売店も処理能力を超えてパニック起こしてるし、開場を待つ人の居場所もないくらい。かといって表に出て待つことなどこの雨模様では出来るわけもなく。移動でかいた汗を早く拭きたくても、軽くお腹に入れておくつもりで買ったポップコーンと飲物、それに傘とプログラムとで完全に手が埋まっていて、いったん置く場所もないのでただ汗が流れるに任せるしかない。早めに開場してくれー、と願っても、どうやらいつも以上に不慣れな客が多いためか、場内に飲物などのゴミがそうとう残っているようで清掃もなかなか終わらず。入場出来た時点で気疲れによってなんとなく消耗してました。

 作品は……まあ、説明なんかいまさら不要でしょう。スターウォーズ episode III/シスの復讐』(20世紀フォックス・配給)。なにせ世界的に待ち望まれていた一作だけあって、観客も老若男女どころか国籍を問わず、基本的に外国客の多い六本木ヒルズの劇場とはいえ左右を英語圏のかたに囲まれるという初めての体験に内容と無関係にちょっと緊張したり。作品自体はいい意味でも悪い意味でも期待通り、でもだからこそ“いい仕事”と言ってしまってもいいように思います。観ていて震えるくらい精緻に描き込まれた映像、息をも吐かせぬスペクタクルの連続、そしてクライマックスで描かれるふたつの対決に至るまで存分に楽しませていただきました。鑑賞に先駆けて意図的に予習・復習をしてきたので、そのぶん余計に楽しめたような気もする。詳しい感想は明日以降、このへんに

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