……岡村のばか。
いや、そういう話をしたいわけじゃなくて。相変わらずCDの発掘をしてまして、無事山下達郎『JOY』を発見出来たのですが、そのついでに出て来たこの10年前のベストアルバムも取りこんでみたのです。なんか渡辺美里は5年おきにベスト盤を出しているようで、今年も新たに三枚組のベストが発売されていますが、この曲はそちらには収録されてません。もの凄いヴォルテージの高さで、シングルも持っていて繰り返し繰り返し聴いた覚えがあります。
この曲もそうですが、岡村靖幸がサポートに入っている曲は異様なノリの良さを発揮しており、『恋したっていいじゃない』も聴いていると妙に興奮します。だから――やっぱり言いたくなるんだよ。岡村のばか。ちゃんと戻ってこられるんだろうかこの男は。
ちなみに今回、他にも私がたぶん初めて購入した槇原敬之のアルバム『UNDERWEAR』なんてのも出て来ました。取りこむ前にざっと曲順を見て――これがもの凄く良くできたアルバムだったことに気づく。ファンでこれをベストに選ぶ人も多いだろう『どうしようもない僕に天使が降りてきた』を筆頭に、詞の異様な生々しさと楽曲の完成度が一致した『男はつらいっすねぇ』『revenge』、個人的にはトップクラスだと思っている名曲『PENGUIN』『LOVE LETTER』と粒揃い。そうか、だからその後熱心に追ってたんだな、と自分で納得したり。ジャケットデザインもかなりの趣向を凝らしていていい感じです――ちょっと取り出しにくいが。
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