今年九十本目ー!

 本日、泊まりがけでお出かけの両親よりも早く、七時半頃には家を出る。朝食を摂っている余裕もないので、家にあったパンを携え、途中で飲物を購入して銀座方面へ。来週、初日を迎える映画の舞台挨拶のチケットが入手出来ないかと思い、きのうの映画鑑賞前に確認に訪れたところ、今日の朝八時から販売開始と言われたので……混雑回避のためかも知れませんが早すぎるだろうおい。

 七時四十五分頃に現地到着、既にけっこう並んでいる。あとに差し支えると判断したのか、ひとが着いた途端に予定より早く販売が始まりました。当初の発売時刻である八時には無事購入に成功、本来の目的地である六本木ヒルズへ。

 駐めておく時間が長いので、万全を期してバイクを駐輪場に置き劇場に向かうと、まだ開いてない。週末はオールナイトが多いので早朝から営業しているようなイメージがあったのですが、オールナイト終了後にいちど閉めているらしい。きのうチケットを確保した作品の開映時刻は十一時、二時間以上余裕があるので、そのあいだに一本観られないかと思い開場を待つ。

 開いたのは九時――そして、十一時までに観終わる適当な作品なし。

 二時間近く劇場内で待ち続けるのもしんどいので、六本木ヒルズ内を散策することにしました。テレビ朝日社屋のほうまで降りていき、社屋には見向きもせずに毛利庭園をうろうろ。そのあと上に行き、八時頃から開いているカフェで本を読みつつ一時間ぐらい潰し、それから劇場へ。動き回って躰は疲れましたが、これはこれでまた一興。

 本日鑑賞した作品は、ジョン・トラヴォルタの当たり役と言われる『ゲット・ショーティ』のチリ・パーマーが、『パルプ・フィクション』以来となるユマ・サーマンとの共演で、今度は音楽業界に挑むBe Cool/ビー・クール』(20世紀フォックス・配給)。もうちょっと切れ味が欲しかったところですが、立ったキャラクターが右往左往するさまは楽しく、しかも場面によってはこの上なく格好いい。加えてエアロスミスクリスティーナ・ミリアンアウトキャストブラック・アイド・ピーズらの演奏まで楽しめるのですから、エンタテインメントとしては充分でしょう。詳しい感想は後日、このへんに

 観賞後は現地で昼食を摂るつもりでしたが、いつも行く店はまたしても休み。なんか三回に二回は休んでるんですがこの店。そのためまた銀座に戻り、こちらも銀座での映画鑑賞のときに立ち寄る蕎麦屋で食べた、のはいいのですが、腹がくちくなったのに安心してしまったせいで、帰り際ビックカメラで買い物をするつもりだったのをすっかり忘れて帰宅してしまったのでした……急ぎの用ではないとはいえ。

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