晃指導による三人娘の実地訓練。が、その前に晃が案内したお客様が同乗することになって……。
そんな成り行きで、久々に背景流れ放題なのがとても嬉しい第七話です。やっぱり回数を重ねてきてところどころ線が乱れている印象ですが、しかし随所でとても魅力的な絵があることで充分に補ってます。
お話自体も、これまで意外と焦点の当たる機会の少なかった、ウンディーネの接客の様子を描いたエピソードで、話運びは例によってゆったりしていながら、非常に見所が多い。実際のヴェネツィアを原型にした舞台の細かな描写、その設定をよく煮詰めて仕上げられた、ウンディーネの接客マナー。前半は単なるお人形さんになっていた三人娘にも終盤でそれぞれの個性を押しだした活躍の場が用意されていて、実に至れり尽くせりの出来。感動面では先行するエピソードにより秀でたものがありますが、全体のまとまりと情報量の多さではダントツの一話でした。
もうちょっと全体に亘って絵を整えてくれれば完璧だったのに、とも思いますが、正直自分でも望みすぎだと解ってます。堪能させていただきました。アリア社長もまた可愛かったしさっ。来週は更にアリア社長大放出らしいが。
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