タイトル画面に全キャラが表示されたのでもう完結だと思いこんで、「あれで本当の終わり?! エンディングテーマもなしだとー?!!!」といきり立ち、昨日の飲み会で数人と肴にしていたところ、遅れて本日完了させた某氏から、「もしかして、ひとつシナリオを見忘れてないか?」という御指摘があったので、慌てて確認。たしかに、一個やり忘れていたシナリオがあった。ちゃんと終わりらしい終わり方をし、トゥルーエンドのテロップも流れた。
……だからといって評価が改善するかというとそんなことはまるでなく、寧ろ全体でも大した長さのないシナリオを四分割して、わざわざプレイヤーをいったんタイトル画面に戻してから再度シナリオを選択させる、という過程を踏む方がおかしい。何の為にあれだけ沢山のセーブ領域を用意したのか解らないではないか。儀式だ、と言い張りたいのだとしても、ならば「まだ終わっていない」ことをプレイヤーに明確に解るような状況を作るか、或いはタイトル画面に飛ばすのではなく、追加シナリオのメニューに戻して選択肢が増えたことを明示するべきではないのか。
結局のところ、追加シナリオの扱いもまた、製作者がプレイヤーに対する配慮を著しく欠いたまま自己満足で作っていたことを証明しているに過ぎない。普通ならスッキリ爽快感を残すはずのエピローグなのに、却って腹が立ちました。ああもう、関係している某氏に会ったら延々説教だけで終わりそうだよこれじゃ。
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