午前中は年賀状の印刷と昨晩の金八スペシャルを両親のためにDVD-Rに焼く、そのかたわら一昨日ぐらいからまとめて再放送していた『女王の教室』を観る。本放送のとき、身辺で聞こえる評価が良好だったので気になっており、どーせ他に観たいものもないから、とつけておいたらこれが本当に面白い。悪魔のよう、と喩えられながら言っていることにはしばしば太い芯の通った教師の迫力と、同時に漂う儚さが素晴らしい。ふたりの生徒を軸にしながら生徒全員のキャラを立てた描写は、学校の外観が金八シリーズの桜中学と同じ校舎を利用していることと相俟って、まるで金八シリーズの逆を打った構成のように映ります。あまりに面白いので釘付けになって観ていたら、最終回の放送時間が年越しそばの買い出しの時間と被っていたため、出がけに録画予約までしてしまいました。
ここ十年くらいは毎年、行きつけの蕎麦屋で予約してあった年越しそばを引き取りついでに最後の昼食を摂るのが習慣になっています。今回は、近ごろ自分で茹でたり盛りつけたりが楽しくなっているので、正月明けぐらいの自分の食事用に生のうどんも購入。……都合八人前にも及ぶ生麺とつゆは想像以上に重く、折からの強風に飛ばされそうになりながらいったん帰宅、荷物を置いたあと今年最後の本の買い物をして帰宅。それから録画してあった『女王の教室』を一気呵成に楽しむのでした。
このあとは、紅白を好きなところだけピンポイントで録画しつつ、滞っている作業をちまちまと進めながら年を越す予定。年賀状は……正月、順次出します。
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