『BLOOD+』episode-17 約束おぼえてる?

 やっと観ました17話。シベリア鉄道から転落した小夜と彼女を追ったハジは、鉄道組とは別行動を選択する。グレゴリーという男を捜して、ロシアの寒村を訪ねるふたりだったが……

 いつもより動きはあるけど整理整頓が行き届いていないので筋が掴みにくい。終始乗れませんでした。次第に崩れることが多くなった作画のほうは今回かなり見応えのある箇所がけっこうあったのに、その落差が激しすぎるので観ていて居心地の悪さを感じました。

 しかし今回の脚本はなんか前回とうまく整合性が保ててないよな、と思っていたら――そういうオチか。では許せるかというと、その結末を観る側に納得させるための工夫が脚本でも作画でも乏しいので、やっぱり評価は低め。壮大な作品世界は解るんですが、この『BLOOD+』という枠のなかで見せたいものが17話を経た今なお不明瞭なのが問題です。

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