わたしが初めて購入した矢野顕子のアルバムより、パット・メセニーほか一線級のジャズ・ミュージシャンのサポートによる一曲を。実はきのうまであまり思い入れのない曲だったのですが、昨晩、NHKの歌番組『音楽・夢くらぶ』にて森山良子と共演しているのを観て、認識が一変しました。矢野顕子のピアノひとつで、森山良子とふたり自在な歌声を絡ませる演奏はすべて極上でしたが、特にこの曲は素晴らしかった。どうやらライヴでこそ活きる曲だったようですが、いっぺんあの名演を聴いたあとでアルバムに収録されたヴァージョンを聴くと、また違った味わいが出てくるのが不思議。
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