本日の見出し

オリジナル・サウンドトラック~ブロークバック・マウンテン

 本日鑑賞した『ブロークバック・マウンテン』は、音楽部門でもアカデミー賞の候補に残っており、ゴールデン・グローブ賞では『A Love That Will Never Glow Old』でオリジナル主題歌賞を獲得しているくらいで、音楽面での評価も高い。実際、ギター含む弦を中心に構成された音楽は、映像の素朴な美しさと悲しさとをよく引き立てていました。

 が、今回見出しに引いたのは、エンドロールで最初に流れる、ウィリー・ネルソン演奏によるこちらの曲でありました。作曲したボブ・ディランにそんな意図はなかったでしょうが、あのタイミングに字幕つきで流れてくると、思わず勘繰りたくもなってしまおうというもの。しかし、物語と合わせて聴くと、まるで本心を押し殺したように感じられるその歌詞が、より作品の余韻を深めているようにも思えるのです。

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