『BLOOD+』episode-21 すっぱいブドウ

 カイを追う謝花真央と、彼女に引きずられる格好で同道する羽目になった記者の岡村昭宏。事件の鍵を握ると思われるワインの生産地を訪ねたふたりは、期せずして事態の中心人物である小夜に接近しつつあった。同様に、小夜の血を求める集団・シフもまた小夜に肉薄する……

 ……シフ、って何? だいたい赤い盾やソロモンたちの目的も判然としないのですが、更にシフが関わって訳の解らないことに。後半の戦闘も、本当なら見せ場となるべきなのですが、匿っている小夜の存在をうまく活かしていないので、緊迫感に乏しく迫力が上滑りしてます。作画のレベルも演出の呼吸も安定しているだけに、終始つきまとう所在なさが勿体ない。

 ずーっとお座なりにされてきた真央&岡村の凸凹コンビも久々に登場したものの、本筋にどうリンクしていくのか、予感に乏しいままあっさりと退場。こちらもそろそろ佳境に入る時期だと思うのですけど――ものすごい駆け足になりそうだな。

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