第三回戦、鷲巣が赤木の命を奪うかに見えた運命のツモは空振りに終わる。部下に差し込ませればとりあえず切り抜けられる局面、しかし鷲巣は赤木殺しに固執し、更に廻させた。だが、その“誘惑”が窮地にいたかに見えた赤木の突破口となる……
約束通りとはいえ凄まじいばかりの逆転劇に眩暈がします。牌の大半が相手に丸見えの鷲巣麻雀だからこそ可能な逆転の策であり、雀卓に向かう全員がどこかしらで見せ場を持つ見応えのある回となっていました。まさに残り二回という局面に相応しい盛り上がり。鷲巣さんのアップダウンの極端さがまた激しく面白い。
しかし――しかし、これで残すは来週のみなのです。どうやって締める? もしかして、「戦いはなおも続く――第一部完」みたいな締め括りにするのか?!
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