夢に復讐を赦し、拳銃を自分に向けさせる香瑩。だが、復讐する相手が違う、という獠の言葉に、夢は銃を下ろすのだった。事件が解決したのち、夢はヴァイオリン留学に赴くことを決める。見送りを躊躇う香瑩だったが……
……今回、モブキャラの作画が怖くて仕方ありませんでした。手を抜くのはいいけど抜き方を考えてくれ……木偶が座ってるように見えるんだよぉぉぉ。
相変わらず作画はかなり荒いんですが、もはや慣れてしまったようで大して気になってなかったり。ドラマ作りについては、シリーズごとに事実上物語の途切れている『シティーハンター』よりもよく纏まっていて感動的です。Aパートで夢の事件があらかた片づいてしまったのでやることがなくなるかと思いましたが、香瑩の大きな変化を描きながら更にもうひとつの決着をつけていて、バランスは絶妙。
当初、構成的にどーかなー、と不安を抱いていたのですが、けっこう計算されていたらしい。実にいいタイミングで次のシーズンを迎えるようです。暗殺者として育てられた人間未満の少女から、ちょっと数奇な運命を辿った、けれど年相応の少女へと変化する――その前に、次回は総集編をやるような雰囲気ですが。うんうん、一回ぐらい手を抜いてもいいから、新シリーズでもーちょっと作画の立て直しをしてくれると嬉しいぞ。
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