遂に小夜と“妹”ディーヴァが邂逅する。小夜がハジをシュヴァリエに変えてしまった運命の日、彼女自身が解き放った罪業の象徴――斃さねばならぬ相手を前に激昂する小夜だったが、ディーヴァは無邪気に彼女を圧倒する……
シリーズ全体としてのバランスはともかく、一話一話の筋立ては面白いことの多い本編、今回は敵役として定番ながら存在感充分のディーヴァが登場したことで、かなり見応えのある話になってました。……それをリクと二役でこなしていた矢島晶子が更に凄い。
長いこと二筋に分かれていた小夜とデヴィッドたちがここでようやく、最悪のかたちで合流して、物語は次の段階に進む模様。話運びとしては悪くないんですが、この辺の展開は沖縄での穏やかな生活をもう少し描いていてこそ活きたように思えます。
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