『ウェス・クレイヴン's カースド』監督:ウェス・クレイヴン/主演:クリスティーナ・リッチ/配給:GAGA communications/配給協力:Libero

 今週は久し振りに、封切り作品で急いて観たいものというのがなかったので、はじめから公開済のものから選ぶ格好になりました。……が、いま諸般事情から腰が重くなっており、なかなか遠出できずに観たいものが溜まっており、ギリギリまで悩み続けた。

 ミニシアター単館で上映しているものはわりと継続的に上映されるものなので先送りにし、確実に今週いっぱいで終わるものがあったので、本日はそれを優先することに決め、バイクに乗って久々のお台場はシネマメディアージュへ。昨年の春頃に訳の解らんハシゴをして以来なので勝手を忘れており、少々早く出過ぎて時間を持て余す。あっちへうろうろこっちへうろうろしているあいだに、そういえばここでは一週間前からチケットが確保できるのだ、と思い出して、折良く来週観るつもりの作品もここで掛かるので、折角だからと購入してしまうことに。

 いちおう問い合わせ窓口でチケットがもう入手できることを確認したうえで、チケットカウンターに足を運ぶ。いつも通り前方の席を頼んで、それから割引のために映画テレビ技術協会の準会員証を提示する。恒例の手続として、ガラス越しに係員の方がチケットを提示して内容の確認を行っていたのですが、途中で不意に言葉を切ったかと思うと、何やら端末を操作して確認をはじめる。やがて発行し直したチケットを、苦笑しながら提示した。

「来週は映画サービスデーでしたので、割引は関係ありません」

 ……準会員証で割り引いてもらうのが普通になってしまって、すっきり忘れてました。あー、来週は混むなー。

 それはさておき、本日鑑賞したのは『スクリーム』のウェス・クレイヴン監督&ケヴィン・ウィリアムソン脚本のコンビが放つショッキング・ホラーウェス・クレイヴン’s カースド』(GAGA communications・配給)。先日の新耳袋トークライブにて木原浩勝氏がけっこう褒めておられたのでちょこっと期待していたのですが、なるほどよく調べて消化した上できちんと解りやすいホラーに仕上げている。最近増えてきた、日本やアジアの影響が濃い心理的な恐怖を演出するものとは趣を違えショッキングな表現を主体にしているのも、この作品のテーマには合っていてむしろ好感を抱きました。細かい笑わせどころもあって、たっぷり楽しめる優秀な娯楽映画だと思います。詳しい感想は、「色っぽいクリスティーナ・リッチは意外と珍しかったりして。」からどうぞ。しかし真の見所は別にあります――詳しくはリンク先に背景色にて記してありますので、そちらをご参照あれ。

 観賞後はわき目もふらずまっすぐ帰宅……下手な車が多すぎて寄り道する気にもなれなかった、というのが本当のところですが。

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