『妖逆門―ばけぎゃもん―』第4話 妖神社の巫女

 先週は猫を引き取りに出かけていたのでリアルタイムで観られませんでした――そしてこれも立て続けに観る羽目に。

 三度目の舞台は遠野。化物たちを救うという責任感に燃える巫女・隠岐清は、げえむを楽しんでいる三志郎の態度に反感を覚え、げえむから手を引くように忠告する。だが三志郎は彼女の真剣さに応えて、手加減なしで勝負に挑んだ――

 ようやく、何故妖怪を解放する必要があるのかについて言及してくれる登場人物が現れました。……でもちょっと遅いよな。三志郎のモチベーションとして、もっと早い段階で提示されるべきでした。

 いかにも少年漫画っぽいその動機付けはまあいいとしても、相変わらず“妖逆門”というゲームのルールがいまいち理解できません。このステージは先にゴールしたら勝ちじゃないの? 直接対決の勝敗を決める基準ってどこ? っていうか、これだけ強い撃符持ってたくせになんで清は負けが込んでたの?

 結果としてふたりとも割りを食いながら、再会を約束するくだりなどはいかにもお約束で、それはそれでいいのですけど、話の骨格が子供騙し以下なのはどうしたものやら。私が見続けるモチベーションにしていた妖怪も、座敷わらしらしき妖怪の微妙な力設定などを前にしてだいぶ減退しております……このあと第5話が放映されますが、これもちょっと観るのがしんどくなってきました。

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