白蘭に銃口を向け、早く立ち去れと命じる早川。だが、白蘭は逃げなかった。炎に焼かれる館の中で初めてお互いが深く思いやり合っていたことを知るふたりだが、危険はもうすぐそこまで迫っていた……
毎度ながらいまひとつ作画のバランスが良くありません。全身像のデッサンが狂いがちなのは更にいつものことですが、今回はアップも目鼻の配置が微妙な箇所が多かった。しかも背景までいまいちで、書き割りっぽいのが困りものです。いやもう、いいんですけどね。白蘭に指輪を嵌めるシーンや、後半のいちばんいいシーンのアップは整っていましたし。
話のほうも、感動的なはずなのにしばしば醒めてしまいました。あまりに煽りすぎていることもさりながら、ナレーションが少し多すぎる。特に信宏、うるさい。時々口に出すことだけで充分ですから、心情をいちいち説明する必要はないです。
来週はついに、あの子が登場するようです。『シティーハンター』と本編とを別物と捉える上でいちばん重要なあの子が。
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